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 これまでに掲載した「院長のアドバイス」をまとめました。


 2011年12月掲載
風邪?インフルエンザ?

 「今季のインフルエンザが「流行入り」したことが12月16日、国立感染症研究所の調べで分かった。平年並みの流行入りで、流行のピークは来年1月中旬以降とみられる。」

 これはインターネットのニュース記事です。
 当院では12月19日現在インフルエンザの患者さんはまだ現れていませんが、これから増えてくると思われます。

 これからの時期注意していただきたいのは、インフルエンザを風邪と思いこんでしまわないことです。
 風邪と思ってインフルエンザを悪化させてしまう方はかなり多くいらっしゃいます。

 鼻水、くしゃみ、頭痛、筋肉や関節の痛み(発熱・せきなども)が起こったら「風邪だろう」と自己判断せず、まず医師の診察を受けてインフルエンザかどうか確認して下さい。
 初期の症状は風邪もインフルエンザもよく似ていますが、その治療方法は違います。
 「おかしいな」と思ったらすぐ医師に相談して適切な治療を受けるようにしましょう。

 どんな病気も早めに治療して悪化させないことが肝要です。
 早期に適切な治療を受けてインフルエンザで苦しむ期間をできるだけ少なくして下さい。


 2011年10月掲載
季節の変わり目にご用心!

 暑かった夏も終わり、はや冬の気配が漂ってきました。
 暑い間安定していた血圧も寒くなるにしたがって血管が収縮して高めになってきます。
 特に9月から11月にかけては、寒くなったと思ったらまた暑くなったりして、日によって気温が大きく変化します。
 つい油断して寒い日に薄着をしたりすると、血圧が上昇してしまいます。

 少しでも寒さを感じたら1枚余分に着るなどにして体を暖かく保つようにして下さい。
 これからの寒さは血圧の高い方にとって大敵です。ちょっとした気遣いで血圧の急激な上昇を避けましょう。


 2011年7月掲載
早朝散歩はいかがですか?

 夏至を過ぎこれからお日さまが出ている時間がだんだん短くなっていきます。
でも早くなるのは日の入りの時間で日の出に時間はそれほど遅くなりません。午前4時でも外はもう明るくなっています。

 夏の気候は心臓など循環器にとって負担が少ないことは以前にも話しました。そこで一つ提案を。
 「朝少し早く起きて散歩をしてみませんか?」

 早朝の散歩は医学的にも多くのメリットがあります。早朝のいい空気の中での軽度の運動は生活習慣病の予防効果もあり、また今の季節、路傍には色とりどりの花が入れ替わり咲き乱れ、日々爽やかに変化していく風景を見ることは精神的にもリフレッシュできます。

 以前は「凉しい夏」の代名詞であった北海道もここ数年暑くなりました。ある人の話では「昭和30年代の本州とそんなに変わらない」そうです。
 暑い昼間ではなく凉しい早朝に散歩をして身も心も健康になりましょう!
 それに早朝の散歩は熱中症の心配もほとんどありませんよ。



 2010年11月掲載
今年のインフルエンザワクチン

 めっきり寒くなって参りましたが、皆さま元気でお過ごしですか?
 昨年は新型インフルエンザ流行のため、ワクチンが不足する自体になりご迷惑をお掛けしました。

 この冬も11月に入り岡山の小学校で今季初の学年閉鎖があったほか、道内並びに全国各地で流行の兆しが出始めています。

 柴田医院では今季A型H1N1(新型インフルエンザ)・A型H3N2(香港型)・B型の3種混合のインフルエンザワクチンを用意いたしました。
 昨年のように不足する心配はないと思いますが、4週間程度で免疫が現れることを考えると早めの接種をお勧めします。

 なお、接種後10日くらいの間に発熱などを起こすことがあります。接種後の対応を考え、インフルエンザワクチンの接種は今年は12月18日まで、来年は1月4日からとさせていただきます。


 2010年7月掲載
舘田 邦彦先生 ご逝去のお知らせ

 日頃から柴田医院で受診されている皆さまに悲しいお知らせをしなければなりません。
 既にご存じの方も多いと思いますが、2006年4月から当院院長として診療に従事されてきた舘田邦彦先生が本年6月4日に他界いたしました。

 今年の2月検査を受けた折病気が見つかり、すぐに入院されて治療を受けておられました。4月には退院して診察を行えるまでに回復されましたが、5月下旬から容態が悪化し再度入院しました。そして懸命の治療の甲斐もなく6月4日に息を引き取られました。

 「循環器内科の専門医から地域医療のホームドクターへ」という第二の医師人生を踏み出されてわずか4年余でお亡くなりになるとは本人も含め誰も予想だにしなかったことだと思います。
 柴田医院のスタッフは皆大きな衝撃と悲しみを受けました。しかし、舘田先生の地域医療にかける情熱を受け継いで医療に携わる決意もいたしました。
 今後とも皆さまに信頼される医療を行なって参る所存でございます。

 最後に、本来であれば皆さまに速やかにお知らせすべきところですが、関係各位のご希望など諸般の事情を鑑み四十九日が明けた後の発表とさせて頂きました。お知らせが遅くなったことにつきましてお詫び申し上げます。

柴田医院一同

 2009年12月掲載
新型インフルエンザ

 新型インフルエンザが猛威を振るっています。
 昨年の4月メキシコで豚のインフルエンザが発生し、すぐ世界中に広まり、この旭川でも小・中学校を中心に流行しています。

 当院ではそれ程新型インフルエンザの患者さんは来院していませんが、それでも皆無ではありません。大人の場合、幼稚園児・小学校低学年のお子さんが学校などで感染し、その看病をしているうちに子どもから感染するケースが多いです。
 予防については一昨年この欄に詳しく記載していますが、マスク・手洗いが有効です。そして毎日きちんと実行することが大切ですよ。  

 新型インフルエンザの予防ワクチンについては、当初接種出来るのは重篤な基礎疾患のある人に限られていますので、少人数分しか医院にはありません。
 従来の季節型インフルエンザワクチンも例年の半分くらいしか医院に回ってこないため、多くの方をお待たせをしている状態で申し訳なく思っています。
 これからも少しでも来院される方のご希望に添えるよう鋭意ワクチンの確保に努力していきます。

 さて一昨年から始まった特定健診(メタボ健診)ですが、昨年度の旭川市国保特定健診の受診は20%くらいのようです。
 高血圧、糖尿病、腎疾患などの生活習慣病を発病前の状態で発見し、生活習慣の改善により発病を予防しようとの目的で始まった検診です。今回の新型インフルエンザのワクチンの優先の病気にも糖尿病や腎臓疾患の重症者はなっています。生活習慣病を防ぐため是非健診を受けていただきたいと思います。
 


 2009年4月掲載
高血圧治療最近の話題

 今年の1月に高血圧治療ガイドラインが改定されました。

 2000年にガイドラインが出されて以来、医療の進歩に応じて改定され、今回で3回目の改定となります。

 ガイドラインには目標とする血圧値や使っていく薬について標準的な指標として示されています。

 目標とする血圧値としては130/85未満、高齢者(65才以上)は140/90未満と従来と同じ数値ですが、75才以上では中間目標として150/90未満とし、緩徐に血圧を下げることとされています。

 最近は自宅で血圧をはかる方も多くなっていますが、今回、24時間にわたる血圧の管理が重要なことから、初めて家庭血圧は目標とする血圧値より最高血圧も最低血圧もそれぞれ5低くするとの基準が示されました。


診察室血圧家庭血圧
若年者、中年者130/85未満125/80未満
高齢者140/90未満135/85未満


 これまで言われてきた血圧値より随分低くなったとお感じの方も多いでしょうが、高血圧によって起きる脳卒中や心臓病を予防するためという点から、低めに設定して病気になる前に対処しようということです。
 皆さまに血圧を意識した生活を送って頂き、「血圧値に気になる変化があれば医師に相談する」、ということが私としては一番好ましい姿だと思います。  


 2008年10月掲載
転ばぬ先の杖

ここ数年、新型インフルエンザについてのニュースをよく耳にします。
「パンデミック(爆発的な流行)が起こるとどうなる」などといった不安を覚える情報もあり、気にしている方も多いでしょう。
2008年9月20に開かれた厚生労働省・第9回新型インフルエンザ専門家会議では「新型インフルエンザ流行時の日常生活におけるマスク使用の考え方」が提案され、一人マスク20〜25枚の備蓄を呼びかけています。

この「マスクを備蓄しておく」という考えには私も大賛成です。従来のインフルエンザにも有効ですので無駄がありません。
今回は冬に向かって家庭に備えておいたらよいと思う予防に役立つものを紹介します。

@マスク
これは昔からあるガーゼのマスクではなく、使い捨ての不織布マスクがよいです。主に発症時に使用しますが、流行時は健康な方も外出時に使用すると感染しにくくなります。もちろんマスクを使用しても完全に防げないので、患者のそばに近づくことや人混みはできるだけ避けましょう。
20枚×家族の人数くらいあれば十分です。インフルエンザや花粉症などで使用したあとは補充しておきましょう。

A消毒薬
手指消毒用の消毒薬も備えておくとよいです。安全性が高く使いやすいアルコール製剤がお勧めで、市販のスプレーボトルに入れると手軽に使用できます。アルコール製剤の消毒薬は医療機関、食品工場や飲食店などで使用されるほど安全性が高いので安心して使えます。
帰宅後、手を洗ったあとに手指、衣服などにスプレーすると屋内へのウイルス侵入防止に効果的です。
日頃から手洗い後の手指消毒を習慣にすると、インフルエンザなどの感染症や食中毒などの予防にたいへん有効です。

いずれもドラッグストアなどで売っていますので簡単に入手できます。マスクはいろいろな種類やサイズがあり、消毒薬には家族構成(乳幼児・お年寄りなど)などによって不向きのものもありますので、店の方に相談して購入するとよいでしょう。
現在はどこの店にもたくさん並んでいますが、万一流行が始まってしまうとあっという間に品切れになってしまいます。いざというとき困らないためにもあらかじめ準備しておくことをおすすめします。

参考
毎日jp:1人マスク25枚「各家庭で備蓄を」(2008.9.23)
厚労省:新型インフルエンザ対策における基本方針(案)(PDF:220KB)



 2008年7月掲載
暑さとむくみ

暑くなると足や顔のむくみが気になることはありませんか?
 夏はむくみが起こりやすい季節で、デスクワークや立ち仕事が長時間続くような人は特にむくみが起こりやすくなります。
 長時間身体をあまり動かさないと動脈側の毛細血管から染み出た水分が静脈側に吸収されず細胞と細胞の間にたまったままになってしまう、このような状態がむくみです。
 夏の高い気温は血管をより開き易くしてしまうのでむくみが起こしやすくなり、また暑さのため水分の取りすぎることもむくみを起こしやすくしています。
 むくみの解消に効果的なことは足の筋肉を動かすことです。1時間に1回くらい座ったまま足首を上下に動かしたり、膝を上げ下げするなどのかんたんな運動をするとむくみの予防や解消に有効です。

 このように健康な人でもむくみは起こりますが、心臓、腎臓、肝臓、甲状腺などの病気が原因のむくみが起こると非常にやっかいです。
 病気が原因のむくみの特徴は
@朝になってもむくみが取れない、
A息切れや尿が出にくいなどの症状がある、
B体重が増える、などです。
 このような症状に思い当たる場合は、病気が原因のむくみを疑って、専門の医療機関で診察を受けることをおすすめします。

 たとえ病気が原因でなくてもむくみが起きるのは決して愉快ではありません。ちょっとした工夫でむくみを予防して暑い夏を快適に過ごしましょう。


 2008年4月掲載
特定検診・特定保健指導開始

 皆さん既にご存じとは思いますが、四月から特定検診・特定保健指導が始まりました。
 特定検診とは、健康保険に加入している満40歳〜74歳の人が対象の内臓脂肪型肥満に着目した健康診査です。
 特定保健指導とは、特定検診の結果、男性・腹囲85cm以上、女性腹囲90cm以上の人もしくは BMI 25以上で血糖値・脂質・血圧が基準判定値に該当する人に行なわれます
 これらは最近よく耳にするメタボリックシンドロームを発見し、病気に至る前に改善しようという目的で始まりました。
 メタボリックシンドロームは内臓脂肪の蓄積によりインスリンの働きが低下して糖尿病や高中性脂肪血症、高血圧などの動脈硬化の危険因子が集積している状態のことです。そのまま放置すると心筋梗塞・脳梗塞など命にかかわる病気を引き起こす確率が高くなります。

内臓脂肪の蓄積 → 血管の劣化(動脈硬化)→ 心筋梗塞・脳梗塞

 検査の基準は、病気以前の段階で見つけるために、これまでの健康診断の基準に比べてやや厳しくなっています。ですからメタボリックシンドロームと判定されても、それは病気ということではなく、「危険な内臓脂肪がちょっと多いですよ。注意して下さい。」というシグナルなのです。
 病気になる前と後では、健康を取り戻すための苦労は雲泥の差があります。早く気付けば、そんなに辛い思いをしなくても、ちょっとした工夫や努力で健康は取り戻せます。
 ぜひ毎年検診を受け、自分の健康状態を把握して、元気にずっと過ごせるようにして下さい。

 日本が世界一の長寿国になっても病人だらけではどうしようもありません。みんなが年をとっても健康で元気に暮らせることが真の長寿国ではないでしょうか?


 2007年10月掲載
インフルエンザの予防接種はお早めに

 10月15日から旭川市内の医療機関でインフルエンザの予防接種が始まります。
 一般的にインフルエンザの流行は12月〜2月、特に学校の冬休み前後、12月中旬と1月中旬がピークだと言われています。
 「こんなに早くから予防注射を打たなくても大丈夫」と思っている方がほとんどでしょう。でも、ちょっと待って下さい。
 インフルエンザの予防接種は接種後すぐに効果がでるのではなく、ワクチンを接種後インフルエンザに対する抗体(抵抗力)が作られるために、接種後2週間以上たって強い免疫力を発揮します。つまり流行が始まってから接種すると免疫力が付く前に感染してしまう危険が高くなります。
 インフルエンザは高齢者や病気治療中の方にとって肺炎を引き起こす可能性が高い危険な病気です。また、元気な方でも高熱や悪寒、関節の痛みなど日常生活に支障をきたす辛い思いをするようになります。
 予防接種は接種後6ヵ月くらい効果を発揮します。また、感染しても発症しなかったり軽度で治癒することが多いです。

 冬にインフルエンザで辛い思いをしないために、今年は早めに予防接種を受けてはいかがでしょうか?

緊急加筆 12月10日

 10月にこの記事を書いた後、予想を超える早さでインフルエンザが流行しています。
 そこでインフルエンザに罹らないためのポイント、インフルエンザと風邪(感冒)の見分け方、罹った後の注意点を加筆します。

インフルエンザにかからないためには
・手洗い、うがい、マスクの着用など当たり前に言われていることをきっちり実行しましょう。また、特に北海道では1枚余分に着るなどして温かく過ごすことを心がけてください。

インフルエンザと風邪(感冒)の見分け方?
・風邪は咳や鼻水が続いた後に発熱が始まりますが、インフルエンザは前触れなしに発熱が起こります。
 急に熱が出たときは、まずインフルエンザを疑ってかかりつけの医師に相談しましょう。

インフルエンザが治ったあとの注意
・インフルエンザには今流行しているAソ連型、昨冬流行ったA香港型やB型などウイルスがあります。。
 1度罹ってしまったからと安心せず、直ったら予防接種を受けるようにして下さい(今行なわれている予防接種はAソ連型、A香港型、B型の混合接種です)。

 いずれも当たり前に言われていることですが、きちっと実行するとインフルエンザの予防に効果があります。しっかり実行して下さい。


 2007年7月掲載
夏は心臓や血管などのリフレッシュを始める最適な季節

 暑くなってきましたね。世間で騷がれている温暖化の影響なのか、ここ数年旭川の夏も暑い日が多いです。
 さて、夏は心臓や血管などの循環系統にとってとても負担の少ない季節であることをご存じですか?
 気温が高いことで血管が拡張して血圧が下がるため心臓への負担が減り、また代謝も高まるためコレステロールや中性脂肪などの値も下がり気味になります。
 皆様ご存じのように循環器病の原因の多くは生活習慣にあると言われ、その中でも食習慣と運動不足が大きなウエイトを占めています。
 特に運動は、メタボリックシンドロームや肥満、高血圧などの改善に効果が高く、循環系統をリフレッシュするためには必要不可欠なものです。
 負担が少ない夏こそ、循環系統リフレッシュのために運動を始める絶好の時期。夏の間に運動する習慣を身につけて、循環系統の負担が多くなる冬に備えてみませんか?これは心臓や血管などの循環系統にとってとてもよいことなのです。
 運動は自分でやってみようと思うことならなんでもかまいません。ウォーキング、体操、スポーツ、トレーニングなどお好きなものを始めて下さい。
 現在循環器病などで治療中の方は主治医と相談して、それぞれの体調に合わせて無理なくできる範囲の運動から始めて下さい。軽い運動でも続ければ十分効果があります。
 ぜひ夏に運動する習慣を身につけ、より健康な体で冬を迎えてください。

 ※運動の前後や運動中の水分補給はお忘れなく!

 2007年3月掲載
TVやインターネット情報の落とし穴

 先日患者さんに「血圧を下げる薬は飲まなくてもいいんですか?薬は副作用があり、身体に悪いそうですね?」と聞かれました。なぜそんなことを聞いたのか尋ねてみるとTVの番組の中でそのような話を聞いたとのことでした。
 その後の医師の集まりでもそのことが話題になりました。皆口々に「うちの患者さんからも聞かれたよ」と言っています。また別の医師は「うちはインターネットで調べたそうだ」とも言ってました。
 情報化社会で患者さんが自分の病気に興味をもって調べ、病気についての知識を得ることはることはよいことだと思います。ただ、このような情報の中には不正確なものが含まれていることも多く見受けられますし、正しい情報でも一元的な視点から述べられたものもあります。
 多くの情報の中で迷われることも多いと思いますが、正しい情報を選択するためには、まずは自分の身体のことを一番よく知っている主治医に相談して下さい。
 人も病も千差万別。自分の身体のためにもまず信頼できる主治医を見つけ、自分の身体や病気に合った情報を得られるようにして下さい。

 2006年12月掲載
寒さと心臓病

 これから寒い季節になってきますが、血圧があがったり、心臓病の発作がおきたりと、寒さは循環器の病気にとって大敵です。
 寒さにより皮膚の血管が収縮し、脈は速くなり、血圧はあがり心臓の負担が増えます。さらに、心臓の血管も収縮し血液が流れにくくなり、狭心症の発作も起こりやすくなります。
 朝の外出や除雪をすると発作が起きる人も多いので、早朝の外出は出来るだけ控えた方が良いと思います。
 急に寒いところへ出て冷たい空気を吸うとよくありませんので、マスクをすることにより、急激に冷たい空気を吸うことが避けられ、発作が抑えられる人もいます。
 寒い夜、夜中にトイレに行かないように寝る前に水分を取るのは控えましょう。
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2005年9月9日開設